参院選(20日投開票)の東京選挙区(改選7)に無所属で出馬した山尾志桜里氏が10日、前日に起こった〝自演疑惑〟を否定した。

 事の発端は、9日に東京・三鷹駅で行った早朝の街頭演説での出来事だ。

 その日、山尾氏は自身のXで「三鷹駅。小5男子がわざわざ来てくれました! 『政治家になにをやってほしいですか?』と聞いたら『女性天皇と選択的夫婦別姓』と即答。やるよ!」と投稿。同氏が腰をかがめながら男児と対話するような写真も添えられていた。

 ところが「小5の男の子がそんなこと言うわけないだろ」などと〝自演〟を疑うコメントが相次いだのだ。

 山尾氏は同日中に「早朝のポストですが、私へのバッシングにとどまらないので削除しました」と報告していた。

 そこで10日に山尾氏を取材したところ、「ヤラセではありません。選挙でヤラセなんて通用しないし、やりません」と強く否定。

 その上で「勝手な邪推と妄想で『子どもが政治的な意見なんて持つわけがない』と決めつけて、自分が見たいものしか見ない。デマ、そしてデマを拡散してビュー数を稼ぐことはやめていただきたい」と憤りをあらわにした。

 SNS上では〝ヤラセ〟疑惑を原因に削除したのではないかという声もあったが、「私だけのバッシングじゃなくて、自分の外にも広がっていくから削除したまで。騒動になること自体がおかしいと思っている」と説明。

 さらに「私が言いたいのは、SNS上での弱い者いじめはやめていただきたいということ」と話した上で「弱い者いじめで鬱憤晴らしをするような日本を変えたいから、今回無所属で出馬し、『日本の自信と尊厳を取り戻そう』と声を上げることにも意味があると改めて思いました」と明かした。

 山尾氏は、この日に更新したXでも「虚偽の決めつけに基づく批判の拡散、特に人格攻撃に至るようなものについては、このリプライ欄も含め、法的措置を検討します。特に今回は、私以外の方を傷つけかねない悪質なものもあるため、断固たる対応を行います」としている。