参院選長野選挙区(改選1)から自民党の公認を受け立候補したタレントで新人の松山三四六氏(51)が9日、妻で女優の網浜直子氏らと選挙戦のマイク納めを行った。三四六氏は選挙戦最後の日に、飯田商工会館駐車場、駒ヶ根広小路商店会を練り歩き、上諏訪駅前では大勢の有権者に対し当選に向けた支持を訴え続けた。

 自身をめぐっては週刊文春で過去の女性スキャンダルが報じられ苦境に…。さらに追い打ちをかけるように、安倍晋三元首相が奈良市の演説中に元海上自衛隊員の山上徹也容疑者の凶弾に倒れる事件が起きた。三四六氏は訃報を受け「テロは断じて許されない」とコメントを発表したが、当初安倍氏は8日に三四六氏の応援演説に入る予定だった。

 そうした経緯もあり、三四六氏の選挙事務所には安倍氏の熱狂的な支持者から「おまえの〝文春砲〟がなければ、長野県に来ていたはず。殺されなかったかもしれないじゃないか!」という問い合わせがあったという。

 未来など予見できるはずもなく、三四六氏への抗議は完全に〝お門違い〟。それでも同氏は妻らと18日間を戦い抜き、最後はツイッターで「どんなことがあっても強い絆で、私の挑戦を支えてくれた家族に感謝します。みなさまのお支えでここまで頑張ることが出来ました。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を並べた。