ドラゴンゲート年間最大興行13日神戸ワールド記念ホール大会でV9戦に臨むドリームゲート王者のYAMATO(43)が、挑戦者のシュン・スカイウォーカーを一刀両断した。

 YAMATOは昨年7月の神戸大会で6度目の戴冠を果たすと、実に14分間に渡る魂のマイクアピールで団体再建を誓った。1年間防衛を重ね、王者として年間最大興行を迎える。「1年たってあの時マイクで言ったようになっているかと言ったらなっていない。それは僕の不徳の致すところでもある。新世代の人間たちとどんどん防衛重ねてきたけど、シュンを超えられなかったら今までの防衛戦は何の意味もないなというのはずっと思ってたこと。これが対新世代という大きなくくりの中では最終決戦のつもりですね」と腕をぶした。

 天上天下唯我独尊を地で行く挑戦者のシュンは「負けたら退団」の十字架を背負っている。だが迎え撃つYAMATOは「詐欺師とまでは言わないですけど、ペテン師。あることをないと言うし、ないことをあるって言うような、世にはばからせてはいけない人間ですよね」と手厳しい。「『ドラゴンゲートでやり残したことはドリームゲート戦でYAMATOに勝つことだけだ』と言ったんですよね。だったら負けたら辞めるっておかしくない? 勝って、全部をやり遂げて辞めるっていうならまだ分かる。まあペテン師だから、その言葉をうのみにしちゃっていいのかなとは思いますね」と指摘した。

 さらにはシュンが6月29日高岡大会を欠場し、同日の新日本プロレス名古屋大会に出場したことに対しても断罪する。「就職活動ですよ。(退団後の)保険、滑り止め」と斬り捨てつつ「僕は別にいいけど、ファンに失礼だよって。仮病使って休んだってことでしょ? くだらない駆け引きなんだかよく分からないけど、そういうのをやってほしくないなって」と不快感をあらわにした。

 負けられないのは互いに同じで、たとえシュンの退団がかかっていようともYAMATOの決意は揺るがない。「『辞める』って言う人間はいつか辞めるから。引き留めることは僕にはできないですよ。しゃあないでしょ、本人が言い出したんだから。今までだって、辞めてくだらないことやってる人間いっぱいいるじゃないですか。すでに転職活動してるみたいだし、僕は神戸ワールドのメインに集中するだけですよ」。団体の未来を左右する大一番の結末はいかに――。