女子プロレス「スターダム」のフューチャー王座戦(6日、東京・後楽園ホール)は王者・妃南(18)が、1月にデビューした新人・鉄アキラを下し4度目の防衛に成功した。

 試合が始まるとアキラにドロップキックをくらい先制攻撃を許してしまった妃南だったが、ボディースラムでマットに叩きつけ先輩の意地を発揮。

 それでもくらいついてくるアキラにクロスフェースロックでしつこく絞り上げられ、ハーフハッチをくらうとピンチに陥った。さらに丸め込みを狙われた妃南だったが、STOを炸裂し反撃に成功。最後は変形ジャックハマーからのマッドスプラッシュを決め3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持った妃南は「4度目の防衛成功したぞ! 本当にアキラデビューして半年か? それくらいアキラは強かったよ。アキラはこの戦いに人生、覚悟、全てをかけて戦ってくるって言ってたじゃん。私も人生かけてこのベルト取ったからそう簡単にアキラには渡さねえよ」と言い放ち握手で健闘をたたえた。

 すると、突然リングに現れた玖麗さやかから「妃南さん試合すごかったです。私はシンデレラになってちょっと背伸びした挑戦もしたけど、やっぱり私が欲しいのは今一番熱いそのベルト。最近モヤモヤしていたんですけど、そのベルトが原因だって気が付きました。スターダムの今も未来も全て私がつかむので、妃南さんよろしくお願いします」と挑戦を表明された。玖麗は2023年12月にデビューし、今春のシンデレラ・トーナメントを優勝。優勝者に与えられる「どんな願い事もかなえられる権利」でワールド王者の上谷沙弥に挑戦し敗れた。

 玖麗の挑戦表明に妃南は「玖麗か…そういえばシンデレラになったのか、全然印象なかったよね。赤挑戦して負けて、でもやっぱりほしいのはこのベルト? ナメんじゃねえよ! 私がどれだけの思いでこのベルト取ったかわかってるの?」と声を荒らげながら問い掛けつつ「まあいいよ。印象の薄いシンデレラ…私が挑戦受けてあげますよ。今のうちに印象の薄いガラスの靴たくさん履いておきな。履けなくなるくらいボロボロにしてやるよ」と挑戦を受諾。王座戦が決定的になった。