ドジャースは4日(日本時間5日)のアストロズ戦に1―18の完敗を喫した。17点差の大敗は本拠地ドジャー・スタジアム移転後ワースト。投手陣が崩壊して、屈辱的な一日となってしまった。

 試合序盤は血気盛んだったド軍ファンが文字通り意気消沈したゲームだった。アストロズは2017年のワールドシリーズで敗れた因縁の相手で、のちに不正なサイン盗みが発覚したチーム。そのダークなイメージが根づき、いまだ払拭できていない。

 この日もア軍の打者が打席に入る際、すさまじいブーイングが浴びせられた。そんな中、当時から主力だったアルトゥーべが意地の2発。3回にリードを広げる貴重な14号2ランを放ち、6回は15号3ランでトドメを刺した。3打数3安打2四球、5打点の大暴れ。歴史的大勝の立役者となった。

 7回終了時点で17点差。ベッツ、フリーマンが早々にベンチへ退き、最後は野手のロハスが登板したためDH解除となって大谷も途中交代するなど完全な負けゲームだった。大事なカード初戦の思わぬ惨敗劇に、ドジャースファンも沈黙するしかなかった。

 ロサンゼルス・タイムズのドジャース番として知られるジャック・ハリス記者は自身のX(旧ツイッター)で「試合後の花火ショーは素晴らしいものになるはずだ。満員の観客の大半は、ドジャースタジアム史上最悪の敗北をじっと耐え、それを待ち望んでいた」と皮肉るほどだった。