巨人が4日の広島戦(東京ドーム)に1―0で勝利し、連敗を3でストップ。阿部慎之助監督(46)も安堵の表情を見せた。

 先発・山崎が8回126球を投じて3安打無失点、10奪三振と文句なしの好投。打線は相手先発・森下に序盤から苦戦し、7回まで4安打無失点と封じ込められていたが、両チーム無得点で迎えた8回に代打キャベッジが値千金の8号ソロ。待望の先制点を奪った。

 最後は大勢が9回のマウンドに上がると、2番・田中から始まる上位打線を三者凡退に抑え、1点のリードを守り切った。

 阿部監督は完ぺきな投球を見せた山崎を「最後はちょっとバテ気味でしたけど、出し切って頑張ってくれたんで、素晴らしい投球でした」と称賛すると「自分が投手陣を引っ張っていくっていう姿も見えますし、戸郷も不調でファームにいる中、より一層、自覚をもってやってくれてるんだろうなと思っていつも見てます」とその姿勢も評価した。

 5月28日の広島戦(金沢)以来となる一発が飛び出したキャベッジについては「完璧な本塁打で良かったです。いいきっかけにしてやってほしいなと思いますし、多分、日本の投手のレベルの高さを痛感して、先月はあまりいい結果を残せなかったと思うんですけど、彼なりに必死にいろんな練習を頑張っているので、これからも続けながらいい結果が出るように頑張ってほしいなと思います」と、さらなる成長に期待を込めた。

 指揮官からしても喉から手が出るほど欲しかった白星。前カードの阪神戦(甲子園)では屈辱の3連敗を喫していただけに「もちろんみんな悔しいんだろうけど。後半戦始まってまだ五分だぞって。まったく悲観することはない、大丈夫だって、ミーティングでは言いました」とナインにゲキを飛ばしたことを明かし、連敗ストップにホッとした表情も浮かべた。