再調整を経て一軍の戦列に戻ってきたソフトバンクの山川穂高内野手(33)が圧巻のグランドスラムでうっぷんを晴らした。

 リーグ戦再開初戦となったロッテ戦(ZOZOマリン)に「6番・指名打者(DH)」で出場。8回、近藤の適時打で1点を勝ち越した後、二死満塁からバックスクリーンに叩き込む10号満塁弾で試合を決めた。「気持ち的にも打ててよかった」。試合後、そう安堵感をにじませた大砲。指揮官の提案で設けられた再調整期間の成果を結果で示した。

 それでも試合後は「もうちょっと(復調の手応えが)欲しい。それは(本塁打を)連チャンしたりとか。ここまで(実戦から離れて10日間以上)空くと、まぐれに近いので」と表情を引き締めた。

 練習から立ち姿や打感の感触は悪くない。まずは復帰初戦で1か月ぶりの一発が出たことが何よりの結果だ。打ち出せば手がつけらないだけに、継続性を求めていく。