MLB歴代最多の通算762本塁打、シーズン73本塁打の記録を持つ史上最高のスラッガー、バリー・ボンズ氏(60)の栄誉を称え、本拠地オクラルパークに銅像を建立するプランが発表された。球団CEOのラリー・ベア氏は「バリーは銅像に値する。次は彼だ。正確な場所、日時はまだ分からないが、もうすぐ建立されるとしか言えません。検討中です」とラジオ番組「95・7ザ・ゲーム」で明かしている。

 球場の外には現在、殿堂入りのウィリー・メイズ、ウィリー・マッコビーら歴代のジャイアンツの名選手5体の銅像が並び、ボンズ氏も仲間入りすることになる。

 22年間のキャリアの15年をジャイアンツでプレーし、通算762本塁打、2001年に73本塁打、7度のMVP、13度のオールスター出場。その実績には文句のつけようがないが、銅像建立には異論を挟む声が噴出している。ドーピング疑惑で晩年のキャリアを汚し、殿堂入り投票では10年連続で選出されながら必要の75%に届かずに落選が続き、2022年に資格を喪失している。

 米メディア「ザ・スポーティングニュース」は「ステロイドにボンズが関わっていたことはMLB史における彼の立ち位置をめぐる議論を呼んできた。殿堂入りは認められないが、彼を称えることには賛成している。しかし、銅像を立てるという彼らの決断は野球界全体に受け入れられるものではないかもしれない」と疑問を投げかけ、「TPS」は「注射器は付属するのか? 銅像建立にMLBファンが激怒。すべてのファンが歓声を上げているわけではない」と辛辣に報じている。