借金「5」で5位に沈む中日は、27日からナゴヤドームで行われる本拠地3連戦で2位・広島を迎え撃つ。27日の初戦は大野雄大投手(36)が先発。2戦目が涌井秀章投手(39)、3戦目は松葉貴大投手(34)のスターターが濃厚だ。これまで土曜日に登板していたエース・高橋宏斗投手(22)は7月1日からの対DeNA3連戦(横浜)に回ることになる。
井上一樹監督(53)は「気温やホームアウェーじゃなく曜日を変えて気分転換というところ。別に〝バンテリンドームにおじさんたちを〟という意味でやったわけじゃない」。
ベテランたちもリーグ戦再開後、大事な最初のカードを託された意味を当然ながら分かっている。大野が「任されたところをしっかり勝てるように。〝まだまだおじさんたちできますよ〟というのを見せるためにも大事な試合」と意気込めば、涌井も「(自分たちが投げるなら)アラフォー・ローテでうまくリズムに乗れればいい」と気合十分。チームに勢いをつけるために全力を尽くすつもりだ。
そうした中で投手最年長の39歳右腕・涌井は、さらに意欲満々。「大野は、いいライバルとしてお互いに意識し合っているなというのは感じている」とし、ベテラン左腕とともに切磋琢磨しながら相乗効果を得ていると打ち明ける。その上で松葉についても「ドラゴンズに来て最初は短いイニングしか投げる機会がなかったけど、今は信頼を勝ち取って長いイニングを投げていて自信になっていると思う」とコメント。「ただこれから未知の世界になる。1年間(ローテで)回ったことがないと言っていたし。そこらへんはちょっとずつ、探り探り話しかけていきたいと思います」とも続けた。オリックスから移籍し、今季でドラゴンズ8年目を迎えた34歳左腕と互いに意見交換も行いながら〝フォア・ザ・チーム〟に撤していく姿勢を示した。
ハーラートップタイ(7勝)の松葉に次ぐチーム2位の4勝を挙げている涌井は大野、松葉と刺激し合って今後もチームを引っ張っていく。ベテラン3人衆の活躍でチームをV争いに導くことができるか――。












