ドジャースの大谷翔平投手(30)が投打二刀流の完全復活に向けて、少しずつ前進している。
16日(日本時間17日)のパドレス戦で663日ぶりに先発マウンドに立つと、中5日で22日(同23日)のナショナルズ戦にも登板。投球回はいずれも1イニングで、最強打者としての役割を果たしながら徐々にギアを上げていく見込みだ。
その大谷が2023年までプレーしたエンゼルスで、前例がなかった二刀流への夢を全面サポートした一人がジョー・マドン監督(71)だった。チームの成績不振のため、22年6月に解任されたものの、投打の制限を解除するなど「リアル二刀流」を実現させてきた。
24日(同25日)に公開された米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」に出演したマドン元監督は、「翔平は(投打の)両方をやるためにアメリカに来て契約した。彼にとって『それはできない』『不可能だ』と一方的に言われることは本当に困ることだと思う。ケガの状況もあるかもしれないが、彼はそういう特別なことをやるためにここにいるんだ」と〝援護射撃〟した。
もちろん二刀流が全開となる過程も見守っている。投手復帰後の大谷はまだイニングをまたいでおらず、最多の球数は初戦の28球。マドン元監督は「今後はイニング数よりも球数に注目したい。(先発投手としての上限は)おそらく75球くらいまでだろう」と占った。
MLBの歴史を覆し続ける大谷は右ヒジの手術を乗り越え、どんな進化を見せるのか――。












