ドジャースの大谷翔平投手(30)は24日(日本時間25日)、デンバーでのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、6回に2試合連続となる27号2ランを放って日本勢3人目となる日米通算300本塁打(日本48本、米国252本)に到達した。
技とパワーが凝縮したメモリアル弾だ。6―3の6回無死一塁。2番手左腕・ロリソンが投じた内角高めの149キロ直球を、巧みに腕を折りたたんで振り抜いた。逆方向へ力で運んだ低い弾道は左翼席の最前列へと吸い込まれた。このホームランボールを右手にグラブをはめた女性ファンが見事にダイレクトキャッチ。敵地は2試合連続アーチを描いた大谷と女性ファンをたたえる歓声に包まれた。
この一発でリードを広げたチームは終盤に追い上げられたが、両軍合わせて28安打の乱打戦を9―7で制した。
日米通算300本塁打はヤンキースなどで活躍した松井秀喜(507本=日本332本、米国175本)、カブスなどでプレーした福留孝介(327本=日本285本、米国42本)に次いで3人目の快挙となった。
リーグの本塁打争いではスアレス(ダイヤモンドバックス)に2本差をつけてトップで、シーズン54発ペース。また、MLB公式サイトのデータに詳しいサラ・ラングス記者によれば「開幕80試合で1番打者として最多本塁打」のメジャー記録を樹立したという。これまでの記録は1996年にオリオールズのフレディ・アンダーソンの26本だったが、大谷は試合目でこれを塗り替えた。
カード2戦目となる25日(同26日)の相手先発・ドーランダーは今季、50イニングを投げた投手のうち9イニング平均の被本塁打率が2・22と2番目に悪い〝一発病〟右腕。ここまで12試合に先発して14本塁打を献上しており、3試合連発の期待が高まる。












