カブス・鈴木誠也外野手(30)は22日(日本時間23日)に本拠地シカゴでのマリナーズ戦に「3番・右翼」で先発し、初回に4試合ぶりの一発となる19号、5回に20号2ランを放ち、4打数2安打3打点だった。打率2割5分6厘。チームは6―14で敗れた。

 1本目は0―2の1回二死無走者だった。右腕ギルバートの初球、真ん中高めの95・7マイル(約154キロ)の甘いストレートを捉えると、テレビの実況アナが思わず「おっと、煙が放たれた!」と発した角度19度、打球速度111・2マイル(約179キロ)の弾丸ライナーはそのまま左翼席に着弾。飛距離389フィート(約118・5メートル)の追撃の一発に地元リグレー・フィールドは大歓声に包まれた。

 2本目は3点ビハインドの5回一死一塁だった。カウント1―1からの3球目、内角の81・2マイル(約131キロ)のスプリットを完璧に捉えると、角度34度、打球速度101・3マイル(約163キロ)で左翼上空へ高々と上がり、左翼席上段に着弾。飛距離398フィート(約121・3メートル)はもう少しで場外だった。

 これで3年連続20本塁打はドジャース・大谷翔平投手(30)に次いで日本選手2人目だ。チームはここまで78試合。広島時代の2021年にマークした自己最多38本の更新どころか大谷に次ぐ、日本選手2人目のシーズン40発の大台も視野に入る。

 また、64打点はシーズン134打点ペースで昨季の打点王に輝いた大谷の130打点を上回り、タイトル獲得の可能性も十分だ。メジャー4年目、ついに覚醒した鈴木のバットから目が離せない。