西武のブルペン陣が無双している。14日の中日戦(ベルーナ)に2―1と競り勝った西武は、交流戦6勝5敗でシーズンの貯金5。パ上位2チームが勝ったため、首位・日本ハムと2・5ゲーム差の3位をキープした。
勝負の分岐点となった7回一死一、二塁の場面。先発・与座のつくったピンチを2番手・甲斐野央投手(28)が見事な火消し。甲斐野はここで石川昂、代打・川越をいずれも158キロの直球でともに三ゴロに打ち取り、1点差を守り抜いた。
西口文也監督(52)は「あそこは力の甲斐野にしっかり抑えてもらおうと思い、代えました。しびれる場面でしたけど、本当によく抑えてくれました」と28歳右腕を称賛。交流戦の得点数が12球団ワーストタイの24得点、11試合目のこの日ようやくチーム初本塁打が飛び出すなど、その得点力には限りがある。僅差の終盤を盤石のブルペン陣で守り抜くのが投手王国・西武の戦い方だ。
甲斐野はこれで4月13日の日本ハム戦(エスコン)から15試合連続無失点投球を継続中。今季、西武ブルペン陣でこの「15試合連続無失点到達者」は3年目・山田陽翔投手(21=4月3日楽天戦~5月28日楽天戦)、新外国人エマニュエル・ラミレス投手(30=4月8日ロッテ戦~継続中)に続き3人目となった。
ここまで16セーブでパ・リーグトップを走る守護神・平良海馬投手(25)、登板25試合(25回2/3)で34奪三振、16ホールドの奪三振マシーン、トレイ・ウィンゲンター投手(31)とともに強固なブルペンを形成し、豊田、大石投手コーチのきめ細かい運用で、これから迎える厳しい季節を戦っていく。
あまり多くを望めそうにない打線の上昇を待ちながら、自慢のブルペン陣はこれからもボードにゼロを並べていく。












