阪神は14日の楽天戦(楽天モバイル)に延長10回、4―5で5戦連続の逆転負けを喫した。

 3―1で迎えた7回に3番手で登板した桐敷拓馬投手(25)に〝悪夢〟が待っていた。先頭・中嶋には左翼線への二塁打、続く代打・鈴木大には四球を与えて無死一、二塁。ピンチで得点圏打率3割超の村林を迎えると、わずか2球で追い込んだが、6球目の145キロ直球を右翼に運ばれ、まずは1点を献上する。

 さらに桐敷のバント処理がエラーとなり、無死満塁。ここで浅村にも左前適時打を浴びて1点差とされたところで、藤川球児監督(44)から交代を告げられて降板。唇を噛みながらベンチに引き下がった。その後は助っ人・ネルソンが4番手で登板したが、渡辺佳の犠飛で逆転を許した。

 10日の西武戦でも、2点リードの8回に4点を献上して敗戦投手となっていた左腕。またもやリードの場面での登板となったが、2戦連続の救援失敗となった。

 その後チームは3―4で迎えた9回、一死満塁で糸原が押し出し四球を選んで同点に追いつくも、後続が相手の好守に阻まれて得点ならず。延長10回に一死一、二塁から7番手・岩貞が石原のサヨナラ左前適時打を浴びてゲームセット。5時間を越える死闘の末、5戦連続の逆転負けを喫した。

 桐敷は試合後「雨は言い訳できないので。自分がまたやってしまったので、次回がんばるしかないなと思います」と悔しさをにじませながら球場を後にした。