泥沼から抜け出せない…。阪神は、14日の楽天戦(楽天モバイル)に4―5でサヨナラ負け。5時間10分の激闘も実らず、痛恨の5戦連続逆転負けを喫した。

 3―4の9回には、糸原の押し出し四球で試合を振り出しに戻したが、延長10回、7番手でマウンドに上がった岩貞祐太投手(33)が力尽きた。強い雨にうたれる中、左翼・森下&右翼・佐藤輝の好守にも助けられ二死。しかし、2番・小深田、3番代打・黒原に連打を浴びて二死一、二塁のピンチを背負った。

 打席に迎えたのは今季無安打の石原だったが、カウント1―1から132キロのスライダーを左前に運ばれ、左翼・森下も捕球できず。打球が転がる間に二走・小深田が生還し、決勝点を献上した。試合後は「申し訳ないです」と繰り返し、球場を後にした。
 
 3回には3連打で2点を奪うなど序盤は阪神優位の展開だったが、2点リードで迎えた7回、3番手の桐敷が2戦連続の大乱調。村林&浅村の適時打で同点に追いつかれると、無死満塁で後を継いだ4番手・ネルソンも渡辺佳に犠飛を許して一気に逆転された。

 藤川球児監督(44)は、「明日ですね。ファンの方もしっかり応援してくれてる中で、選手も必死にやってますから。明日みんなで頑張ると、それに尽きます」と多くを語らず。わずか20秒で会見を切り上げた。

 ブルペン陣が苦戦し、終盤に逆転を許すなど厳しい戦いが続いている藤川虎。この試練を乗り切ることができるのか。