女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・朱里(36)が、固い決意を明かした。

 6日(日本時間7日)の英EVEロンドン大会で、アレックス・ウィンザーを撃破し初防衛に成功。すぐに帰国し、8日の後楽園大会でSareee vs 八神蘭奈の試合後、会場にサプライズ登場した。すると21日の代々木第二体育館大会で迎え撃つSareeeとにらみ合い、一触即発の展開になった。大会後、取材に応じた朱里は「世界には素晴らしい選手ってたくさんいる。そういう選手とIWGPをかけて、スターダムと女子プロレスの面白さ、そして自分自身を世界中の人に届けていきたいと改めて強く思いました」。

 これまでSareeeからは「女子プロレスの原点である戦いっていう大事なものが、スターダムには圧倒的にない」と厳しい言葉を吐かれ、この日は「朱里は今日、会場来られたなら試合間に合ったでしょ」と挑発までされた。

 しかし朱里は全く意に介さない。「え、自分そんな挑発されてたんですか? 今日試合組まれてなかったし…。そんなん言うなら一緒にロンドン行って帰ってきて、一緒に気持ちを味わって試合しよう」と謎の提案。「うちの若手に対しては今日、蘭奈と試合をして見方が変わったと思います」と胸を張った。

 今年でデビューから17周年を迎える朱里にとって、Sareeeは死力を尽くせる数少ない相手だ。「これまでそういう相手は(林下)詩美、橋本千紘、彩羽匠でしたかね。新たにSareeeっていうライバルができてうれしい。でも自分負けず嫌いですし、ようやく手にしたベルトの防衛ロードをここで負けて終わらせるわけにはいかない」と決意。そして「私のIWGPの防衛ロードでは、プロレスに興味ない人とか昔見てたけど今は見てない人にも、自分たちのプロレスを届けて、女子プロレスを盛り上げていきたい」。新たな使命感に燃える王者が朱世界へ引きずり込む。