米国・AEWの「AEW FYTER FEST」が4日(日本時間5日)にコロラド州デンバーで開催され、元スターダムの〝毒蜘蛛〟テクラ(32)がデビュー戦で圧勝した。

 スターダムでは極悪軍団「H.A.T.E(ヘイト)」の一員として活躍したが、4月27日横浜アリーナ大会で岡田太郎社長を暴行し、契約を解除された。スターダムを解雇されてから1か月後の前回「DYNAMITE」に電撃登場して、ジェイミー・ヘイターを急襲していた。

 この日の放送では岡田社長暴行の映像も紹介され、テクラのAEW加入が大々的にアピールされた。レディ・フロストを相手にしたデビュー戦では、序盤からソバットを連発する猛攻。レフェリーに悪態をついて反撃を許すも、ロープにクモのように張りつきかく乱して顔面蹴りで形勢を逆転した。

 さらにエプロンを走ってレディの後頭部を蹴り飛ばし、不敵な笑みを浮かべた。続けてブリッジしてからクモが歩くようにバックする。故ブレイ・ワイアットさんをほうふつとさせる奇怪な動きで会場を沸かせると、スピアーを叩き込んでからグラウンドのデストラップで締め上げ、タップを奪った。

 圧勝デビューを飾ったにもかかわらず、試合後もテクラはレディに再び関節技を仕掛ける。相手の口に手を突っ込む非道の攻撃で追い込んで、クイーン・アミナタが救出に現れるまで暴行を続けた。

 場外で不敵に笑うテクラには、中継の実況陣も「非常に印象的なデビューだった」と高評価を与えた。11日(日本時間12日)の「AEW SUMMER BLOCKBUSTER」では、アミナタとのシングルマッチも早々と決定。米メジャー団体の女子トップ戦線浮上へ、〝毒蜘蛛〟が強烈なインパクトを与えた。