女子プロレス「スターダム」のフューチャー王座戦線に新たな動きがあった。

 若手主体興行「NEW BLOOD22」(4日、TOKYO SQUARE in Itabashi)のセミファイナル後に事件は起こった。

 同試合では2024年3月のデビュー以来未だ初勝利がない梨杏が、ディアナのWWWD世界タッグ王者・羽多乃ナナミとシングルで激突。ナナミに必死にくらいついていった梨杏だったが、先輩の牙城は崩せず。最後はダイビングボディープレスをくらい3カウントを献上した。

 試合後、梨杏はナナミから「ディアナのタッグチャンピオンの羽多乃ナナミはどうでしたか? 新人もどんどんデビューしてきてそのままでいいの? もっとできるよね。毎回出てるわけじゃないからよく知らないけどまだまだ梨杏はできると思う。また次戦う機会があったらお願いします」とゲキを飛ばされ悔しい表情。

 そして代わるように現れたフューチャー王者の妃南から「今の梨杏めっちゃ面白いじゃん。逆にさ、今までこれを出してこなかったの? これまで他の新人はフューチャーって言葉を出してきたけど梨杏はフューチャーって言葉を出してない。結果が出てないから? そんなの関係ない。一番大事なのは私が一番フューチャーに似合うっていう熱い気持ちだから。どう思う梨杏?」と呼びかけられた。

 梨杏がマイクを持ち答えようとしたところで鉄アキラに乱入され「妃南さん俺は梨杏さんに3カウント取ってるんですよ。梨杏さんより先に俺がフューチャー挑戦します」と先に挑戦を表明されてしまった。

 この状況にようやくマイクを手にした梨杏は「妃南さんにこうやって言ってもらってすごくうれしいけど、私はこのまま負けてるままじゃ絶対に嫌だ。6・8後楽園ホールでアキラとシングルして勝った方が妃南さんに挑戦するっていうのでいいですよね?」と初めて自己主張し、6月8日の東京・後楽園ホール大会で次期挑戦者決定戦の開催を提案した。

 これに王者も「結果も大事だけど気持ちが一番大事だからそこを一番楽しみにしてる」と受諾。スターダムの若手の奮闘に期待が高まる。