ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が27日の日本ハム戦(みずほペイペイ)の試合前に、この日から一軍に初昇格したイヒネ・イツア内野手(20)の昇格経緯について語った。
プロ3年目のドラ1内野手の一軍初昇格。本人からすれば待ちに待った晴れ舞台だが、指揮官の評価は手厳しかった。「本来は一軍に上がってこられる選手じゃない」。
二軍では36試合の出場で打率は1割7分6厘、9失策を記録するなど首脳陣の目を引くような成績は残せていない。小久保監督も「(成長は)あまりない。去年は思ったより守れていたけど、今年はエラーも多い。現状維持はこの世界では退化」と辛口だった。
それでもこのタイミングで昇格に至った理由とは。指揮官は長期的な視点から説明した。「球団としてもドラフト1位(で獲得して)。生きのいい高卒もいて、うかうかしていたらあっという間。城島CBOとも話して今のタイミングしかないと」
入れ替わりの激しいプロの世界。素質を見込まれドラフト1位で入団した高卒3年目とはいえ、光るものを見せなければチャンスは減る。「危機感を持ったほうがいい。きっかけをつくるのは僕らの仕事。決断は僕らがする。何かを感じて帰ってほしい」という首脳陣からのメッセージにイヒネは応えられるか。












