果たして拾う神は現れるか――。ドジャースは、10年間所属しワールドシリーズ制覇にも貢献したクリス・テーラー外野手(34)を18日(日本時間19日)、自由契約とした。

 テーラーの今季年俸など約1344万ドル(約19億3500万円)をドジャースが支払うため、他球団は格安で獲得できる。「ジ・アスレチック」のデニス・リン記者は20日(同21日)パドレスの左翼手不足の解決策として、テーラーの名前を挙げた。

 同記者は「ワールドシリーズで2度の優勝経験を持つテーラーは、左翼手として通算守備率9割8分7厘を誇り球宴にも選出されている」と守備力の高さからお勧めとした。

 だがドジャースから放出された理由は打撃面。かつては主軸を務めたテーラーだが今季は35打席で打率はわずか2割。直近の15試合では打率1割6分7厘と悪化していた。

 パドレスはこの日の敵地ブルージェイズ戦に0―3で敗れ4連敗。タティスが右翼、メリルが中堅と主軸が外野を守っているが、この日左翼に入ったヘイワードは打率1割8分5厘。テーラー獲得は補強ポイントに合致するという。

 ナ・リーグ西地区のライバルがテーラーに古巣へのリベンジ機会を与えるのか。今後の展開から目が離せそうもない。