全日本プロレス18日の大田区大会で、吉岡世起(37)がMUSASHI(34)とのパートナー対決を制し、第70代世界ジュニア王者となった。

 互いをよく知る「むーちゃんせいちゃん」のコンビ対決は、序盤から相手の動きを読み合う攻防になった。試合は両雄の意地が正面から激突する一進一退の攻防となったが、終盤に二天一流を切り返した吉岡がクラッシュドライバーでMUSASHIをマットに突き刺す。さらに怒とうの攻めの後、とどめのクラッシュドライバーで再び叩きつけ、3カウントを奪った。

場外のMUSASHI(下)へ、ラ・ケブラーダを放つ吉岡
場外のMUSASHI(下)へ、ラ・ケブラーダを放つ吉岡

 激闘を制した吉岡は相棒に「むーちゃん、言葉はいらないよね」として握手と抱擁で健闘を称え合う。2013年に一度全日本に所属しながらデビューせず、W―1移籍の道を選んだ吉岡は「12年…。すごい遠回りかもしれないけど、遠回りも悪くないでしょ」と笑顔を見せて大歓声を浴びた。

 すると、そこに現れた田村男児から「戦いぶりにこみ上げてくるものがりました。久しぶりに高ぶりました。そのかっこいいチャンピオン、吉岡世起のベルトに挑戦させてほしい」と挑戦表明を受ける。

 これに吉岡は「こんな熱い気持ち、断るわけないでしょ。やりましょう!」と受諾。さらに「これから俺の『全日ジュニア』を見届けてください!」と叫んだ。