ドジャース・大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、本拠地ドジャー・スタジアムでのエンゼルス戦前にブルペンで投球練習を行った。
現地の米記者によると大谷は変化球を投じることなく、インターバルを挟んで直球だけを25球ずつ、計50球を投げ込んだ。2シーズンぶり、ドジャースでは初めてとなる「投手・大谷」の登板はファンの誰もが待ち焦がれる瞬間だが、デーブ・ロバーツ監督(52)は慎重姿勢を崩していない。指揮官は「彼ができることを見て、彼が今どのように我々を助けてくれるか頭で考えている。しかし、(私は)忍耐強くあろうとしている」と語った。
大谷を投手の戦力としてカウントしたくなるのも無理もないだろう。先発ローテの柱となるはずだったスネル、グラスノーが肩を負傷して離脱。佐々木も右肩の異常を訴えて負傷者リスト(IL)入りした。レジェンド左腕のカーショーもこの日復帰したが、4回5失点と今後に不安を残す結果に終わった。
まだ5月中旬だというのに故障者だらけの惨状に、大谷の復帰登板を前倒ししても不思議ではない。だが、何とかこらえているロバーツ監督の姿勢に、米メディア「FANSIDED」は「大谷をマウンドに戻す前に、110%の準備ができていることを確認するのは正しい行動だ」と称賛。その理由として挙げたのは大谷の年齢と手術歴で「メジャーリーグに来てからヒジを2度手術したが、30歳を過ぎた彼はもはや若手ではない。腕の管理には注意が必要だ」と伝えた。
指揮官のスタンスを支持した同メディアは、最後に「忍耐は美徳だ。そしてドジャースファンにとって、その忍耐はあと数か月で報われるだろう」と指摘。ドジャースが〝最終目的地〟として設定する2年連続のワールドシリーズ優勝を決める舞台で、大谷がマウンドに立っているかもしれない。












