阪神・藤川球児監督(44)が、広島・新井貴浩監督(48)との29日間に及んだ〝冷戦〟についてコメントを残した。

 3―1で阪神が勝利した18日の広島戦(甲子園)において、大きな注目を集めたのは試合開始前のメンバー表交換。16、17日のカード第1戦&第2戦では両者ともに握手はおろか、視線すら合わすことはなかった。

 4月20日に行われた同戦(甲子園)では広島のルーキー・岡本が投じた頭部死球に藤川監督が激高し、両軍の首脳陣&ナインがグラウンドに飛び出し、乱闘寸前となる一触即発の一幕が発生。両軍の間には感情のしこりがまだ残っていた。

 だが、この日のメンバー表交換時には両指揮官がどちらからとなく手を差し伸べ合い、固い握手を交わすと、双方ともに深々と頭を下げ自軍ベンチへ。一連の経緯を知る両軍のファンからも、安堵の歓声と拍手が巻き起こった。

 試合後、この一幕について問われた藤川監督は「ここでお話しすることではないし、質問として上がること自体が会見としてはふさわしくないんじゃないかと。ファンの方もたくさんいらっしゃいますからね」と語り、〝ゲームの外側〟で起きたことについては言及すべきではないとの認識を示した。