さらなる〝進化〟を宣言だ。体操の世界選手権(10月、インドネシア・ジャカルタ)の代表選考会を兼ねたNHK杯2日目(17日、東京体育館)、女子個人総合で宮田笙子(20=順大)は、4月の全日本選手権の得点と合わせて157・529点で8位。世界選手権の代表切符は逃すも、世界ユニバーシティー夏季大会(7月、ドイツ・ラインルール)の代表に決まった。
7位スタートの宮田は、得意の跳馬で全体2位の14・033点をマーク。確かな存在感を示した一方で、床運動の演技前に脚を痛めるアクシデントに見舞われた。「正直、痛くて棄権もよぎった」というが「もう行くしかない」と競技を続行。「最後まで不安な思いがあったけど、最後までやりきれたのは今まで(練習を)やってきたから。ユニバの代表にも選ばれたので、しっかり練習を積んで上がっていきたいなとより感じられる試合だった」と刺激を受けた様子を見せた。
世界ユニバーシティー夏季大会には、牛奥小羽(日体大)、深沢こころ(滋賀県スポーツ協会)ら、同年代の選手が代表に名を連ねた。「牛奥選手と深沢選手は2年前も一緒にユニバに出ていて、その時もすごい盛り上がった」と当時を振り返りながら「こんな楽しみな試合があるのかなと思うぐらい、すごい楽しみ。仲の良さ、絆が演技につながったら。本当に楽しみだけど、みんなのために集中して演技をつなげたい」と決意を新たにした。
大会前のインタビューで「もちろん日本代表に戻りたい気持ちもある」と語っていた中、再び日の丸を背負うチャンスを勝ち取った。2028年ロサンゼルス五輪を目指す上で「よりいい演技に仕上げたい。今、やっぱりこの1年が技の上げ時だと思うので、今以上の強さをしっかり出せるようにやっていきたい」と決意表明。ケガの完治を優先しつつ、目標に向けて歩みを進めていく。












