右肩負傷で故障者リスト入りしたドジャースの佐々木朗希投手(23)についてロバーツ監督が今後の見解を示した。佐々木は10日(日本時間11日)のダイヤモンドバックス戦で5回途中を5失点降板し、13日(同14日)にインピンジメント症候群のために故障者リストに登録された。ロバーツ監督は登板後に佐々木に状態を打ち明けられ、もっと早くリスト入りする可能性もあったという。

 指揮官は米メディアに対して「我々の理解では彼はこの数週間、何らかの不快感を感じていたようだが、我々の投手事情を考えると、彼はパフォーマンスが損なわれるまで粘り強く、あらゆる困難を乗り越えて戦い続けたいと考えていた。そこで彼は自分の体の状態を我々に伝えた」と経緯を話している。苦しい先発事情を考えて佐々木に期待したが、結果的に疲労が蓄積した状態で〝無理強い〟させることとなり、最悪事態を迎えた。

 制球難や球速の著しい低下は十分な危険信号だったかもしれない。米メディア「FANSIDED」は「ドジャースは投手層に苦しんでいた。しかし、全米屈指の有望株の1人にキャリアの序盤でケガのリスクを高めるよう求めるのは本当に価値があることなのだろうか。ロバーツとフロントはそのようなリスクを負うことをいとわない覚悟があったのか、疑問だ。ドジャースの必死さが佐々木の健康を危険にさらした」とマネジメントの問題を指摘した。

 幸いMRI検査で異常は見られなかったというが指揮官は「彼から何らかの代償が支払われていたことは明らかで、おそらく彼の投球フォームも損なわれていただろう。それもこれも彼が競い合い、チームを助けたいと思っていたからこそだ。ロウキには復帰の時期は期待していないとはっきり伝えた。重要なのは彼が健康で体力があり、フォームが良好なら我々のために投げてくれるということだ」と無期限のリハビリを命じたが、首脳陣の責任は重い。