劇的な一打だ。巨人・リチャードは13日の広島戦(マツダ)に「7番・三塁」で即スタメン入り。5回には移籍後初となるソロを放った。
 
 リチャードの第1打席は2回二死一塁だった。初球を力いっぱいのスイングでファウル。その後はカウント2―2で空振り三振に打ち取られた。

 そして、3点ビハインドの5回に先頭で訪れた第2打席。相手先発・森が投じた3球目・高め直球を強振し、弧を描いた打球は勢いそのまま左中間へ突き刺さった。一軍ではおよそ3年ぶりとなる本塁打。ダイヤモンドをゆっくりと一周したリチャードはベンチへ戻ると、Gナインから笑顔で祝福された。ハイタッチで応え、喜びをあらわにした。

ベンチの出迎えに笑顔のリチャード(左)
ベンチの出迎えに笑顔のリチャード(左)

 リチャードは「これまでは1打席目の三振を引きずって打席に立っていたが、みんなの『切り替えて』という言葉が素直に入ってきました。その結果、フレッシュな気持ちで打席に入ることができました。この気持ちを続けられるように頑張ります」と振り返った。

 この一打に阿部監督も先輩・甲斐も満面の笑顔を見せていた。