WWEのPLE「バックラッシュ」(10日=日本時間11日、ミズーリ州セントルイス)で、元新日本プロレスのジェフ・コブ(42)が電撃登場を果たした。
オープニングマッチとなったUS王座戦・フェイタル4WAYマッチでは、王者ジェイコブ・ファトゥがLAナイト、ドリュー・マッキンタイア、ダミアン・プリーストの挑戦を受けた。王者は4月の祭典「レッスルマニア41」でナイトから同王座を奪取。マッキンタイアも祭典でプリーストに勝利したが、遺恨抗争は続いていた。
反則OKルールの四つどもえ王座戦は、4人が入り乱れて激しくぶつかり合う壮絶な死闘に。プリーストは怨敵マッキンタイアを、観客席に設置された機材の上からサウスオブへブン(変型チョークスラム)でテーブル葬に処したが、自身もダメージで戦闘不能になった。ベルトの行方は王者ファトゥとナイトに絞られ、前王者は場外戦でファトゥを実況席の上に載せて、コーナー上段からダイビングエルボーを狙った。
ここでファトゥの仲間ソロ・シコアが現れ、王者を実況席上から転落させてナイトの攻撃から回避させた。ファトゥとは微妙な関係にあったが、アノアイ一族の〝血のつながり〟で救出。怒りのナイトがシコアに詰め寄ると、観客席に黒Tシャツに黒パンツ姿のコブが登場。場外フェンス越しに、ナイトにラリアートをぶち込んだ。
シコアの指示を受けたコブは前王者を鉄柱に打ちつけた上に、背後からボディーアタックを浴びせて鉄柱に叩きつけ大ダメージを負わせた。ファトゥはコブ加勢を聞いていなかったのか、けげんな表情を浮かべるも、リング内に戻ってムーンサルトプレスでナイトから3カウントを奪った。場外でファトゥの王座防衛を見届けたコブは。不敵な笑み。ただ王者はコブ、シコアとは握手せず、コブをにらみつけたままで退場していった。
レスリングのアテネ五輪グアム代表だったコブは、2017年から新日本マットに参戦。20年からは「ユナイテッド・エンパイア」のメンバーとして活躍し、3度のIWGPタッグ王座、NEVER無差別級王座、NJPW WORLD認定TV王座を獲得。22年度の「プロレス大賞」ではグレート―O―カーンとのコンビで最優秀タッグチーム賞を受賞した。
そうした中で、新日本は4月14日に「本人の申し出により」コブの退団を発表。同19日の後楽園大会のラストマッチで棚橋弘至に敗れ、新日本に別れを告げていた。その時点からWWE移籍が有力視されたが、初登場のナイト襲撃で強烈なインパクトを与えた。果たして驚異のパワーの持ち主は世界最大団体でどんな活躍を見せるのか。
この日の「WWE バックラッシュ 2025」は「ABEMA」にて無料生中継された。












