WWEの女子世界王者イヨ・スカイが、第3ブランド・NXTの〝美しき狂気〟ジュリアとの遺恨抗争に突入した。

 20日の祭典「レッスルマニア41」では名勝負となったビアンカ・ベレア、リア・リプリーとの3WAY戦を制し王座防衛に成功した。翌日のロウではNXT女子王者ステファニー・バッケルと王者対決に臨んだが、NXTで対立していたロクサーヌ・ペレスとジュリアが共闘して試合中のイヨを襲撃。イヨの長年のライバル、リアが王者を救出していた。

 28日(日本時間29日)のロウ(ミズーリ州カンザスシティー)では、リアがロクサーヌとシングル戦で激突。激戦となったが、試合中にまたもジュリアが姿を現し、リアを挑発した。リアがジュリアに気をとられたところで、ロクサーヌが猛攻。必殺のポップロックスの体勢に入るも、リアはかわしてカミゴェをぶち込んだ。さらに場外のジュリアをリングに引き入れようとした。

 ロクサーヌに後方から丸め込まれるも、ヘッドバットからとどめのリップタイド(変型ボム)で抱え上げたときだ。ジュリアがリングに乱入して背後からリアの左脚を攻撃。すぐさま、リアの反則勝ちを告げるゴングが鳴ったが、ジュリアは不敵な表情でロクサーヌとともに倒れたリアをボコボコと殴りまくった。

 卑劣な暴行にさすがのリアも防戦一方。ここでテーマ曲「Tokyo Shock」が鳴り響いた。大歓声の中、リングに駆け込んだイヨはジュリアに掌底アッパーをくらわすと、ロクサーヌにも叩き込んだ。続けてジュリアの蹴り足をつかんでロクサーヌの顔面に打ちつけた。さらには丸め込みから強烈なダブルフットスタンプでジュリアのボディーを踏みつけ、NXTの悪女コンビに世界王者の実力をアピールした。

イヨ・スカイと遺恨が生まれたジュリア(左)とロクサーヌ・ペレス(©AbemaTV,Inc.)
イヨ・スカイと遺恨が生まれたジュリア(左)とロクサーヌ・ペレス(©AbemaTV,Inc.)

 ところが、スワンダイブ式の攻撃を狙ってトップロープに上がったところを、ジュリアに妨害されて転落。リング内に転落すると、ジュリアとロクサーヌに袋だたきにあった。ここで復活したリアがイヨを助けてNXTの悪女コンビを場外に排除。イヨ&リアとジュリア&ロクサーヌの対立構造が浮かび上がった。

 後輩の横暴に怒り心頭のイヨは、自身の「X」にジュリアとの乱闘動画とともに「明日、NXTに世話になるわ!」と投稿。NXT乗り込みを表明した。日本の誇る〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟と〝美しき狂気〟の抗争がついに勃発だ。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。