WWEプロレスの祭典「レッスルマニア41」で女子世界王座防衛に成功した〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟イヨ・スカイが、驚きの展開に見舞われた。
祭典ではビアンカ・ベレア、リア・リプリーの強力な挑戦者2人を相手に防衛成功。日本女子として祭典初勝利を挙げ、歴史に名を刻んだ。一夜明けた21日(日本時間22日)のロウ(ネバダ州ラスベガス)に、満面の笑みを浮かべ登場すると「イヨ! イヨ!」の大チャントを浴びた。
マイクを握り「昨夜はキャリア史上最高の一日だった。最高の2人に勝ったんだから。それは私が最高だということ」と言うと、「王者にふさわしい!」チャントが上がった。決戦前にはリアとビアンカに存在を軽視されたが「今はみんな、私のことを決して忘れない」ときっぱり。日本語で「正真正銘、この私が世界のトップに輝いたぞ!」と叫んでみせた。
ここで現れたのが第3ブランド・NXTの女子王者ステファニー・バッケルだ。NXT王者はイヨへ敬意を示しつつ対戦を要求。イヨも笑顔で受諾し、一騎打ちへとなだれ込んだ。いきなり実現した世界vsNXTの女子王者対決は、ハイレベルの激戦に。イヨが豪快なトぺ・スイシーダ、クロスボディー、ミサイルキックを放てばステファニーはメテオラ、首4の字固めの体勢からイヨの頭をマットに10連打する得意の攻撃だ。
世界王者がジャーマンを決めると、NXT王者もジャーマンで返す。白熱の攻防には「一生、見ていたい!」チャントまで起きた。勝負に出たイヨは、コーナー上段から雪崩式スパニッシュフライで叩きつけた。さらにダブルニーを狙って突っ込んだが、NXTのロクサーヌ・ペレスがリングに乱入。イヨを突き飛ばすと、反則裁定のゴングが鳴った。試合をぶち壊されたステファニーが、怒りの表情を見せたときだ。
何とNXT所属のジュリアがリングイン。NXT女子王座を奪われたステファニーを強烈なキックで吹っ飛ばした。昨年9月のWWE入り以来初のロウ登場となった〝美しき狂気〟は、対立してきたロクサーヌと電撃共闘。今度は何とイヨに襲いかかり、ボコボコに殴り始めた。2月のロイヤルランブル戦ではマッチアップが実現しているが、この日はジュリアが先輩のイヨを一方的に暴行した。
ここで前女子世界王者のリアがリングに駆け込み、ロクサーヌをヘッドバットで排除。さらにジュリアと対峙した。ところが…ジュリアは不敵な笑みを浮かべて両手を上げ、リングを下りてしまった。スカされたリアは宿敵のイヨにベルトを手渡し、その場を収めた。バイオレンスな〝マミー〟らしくない行動は何を意味するのか? NXTから乗り込んできたジュリア、ロクサーヌの狙いは? 王者イヨをめぐる女子世界王座戦線が混とんとしてきた。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。













