ドジャースの佐々木朗希投手(23)は9日(日本時間10日)に敵地アリゾナでのダイヤモンドバックス戦に先発し、4回0/3を投げ、2被弾を含み5安打5失点、無三振3四死球で勝敗は付かなかった。打者20人に61球で最速97・5マイル(約156・9キロ)をマーク。防御率4・72。チームは9回に3点差を追いつくと、大谷翔平投手(30)が12号勝ち越し3ランを放ち、14―11で大乱打戦を制した。

 日米通じてプロ初の中5日での登板。いきなり初回に被弾した。一死後、マルテに真ん中高めの94・8マイル(約152・6キロ)のフォーシームを右翼ポール際に運ばれた。二死後、ネーラーにフォーシームを右翼へ二塁打。続くスアレスに外角の94・2マイル(約151・6キロ)のフォーシームを右中間に放り込まれた。1イニング2発、1試合複数被本塁打はメジャー移籍後初だ。

 2回はフォーシームをゴロで右前に運ばれるも無失点で終えた。3回は6球で三者凡退。

 8―3の4回は先頭スアレスにスプリットを左翼へ運ばれ二塁打。モレノの遊ゴロで三進を許すとグリエルの一ゴロで4点目を失った。さらに連続四死球で二死一、二塁と再び得点圏に走者を背負ったが、キャロルを中飛に打ち取り、追加点を与えなかった。

 しかし、5回に先頭マルテを歩かせたところで無念の交代となった。救援したバンダが安打と四球で二死満塁とされるとグリエルにグランドスラムを被弾。最大5点差を追いつかれた。

 中5日の影響か、序盤はフォーシームが走らず2回を終えた時点で94・9マイル(約152・7キロ)が最速だった。4回にギアを上げて、97・5キロ(約156・9キロ)をマークしたが、平均94・8マイル(約152・6キロ)と今季の平均96・1マイル(154・6キロ)を1・3マイル(約2キロ)下回った。スプリットもキレがなく、空振りは3。スライダーの1を含めてわずかに4。結果、奪三振「0」での降板はプロ入り後初だった。

 チームは大逆転勝利したが、不甲斐なさを感じているだろう。次回登板で悔しさを晴らす快投に期待だ。