物価高騰にあえぐロサンゼルス市民の〝胃袋〟を意外な形で救っているのがドジャース、そして大谷翔平投手(30)の活躍だ。5日(日本時間6日)の敵地マーリンズ戦で「1番・DH」で先発出場した大谷は9号2ランを放ち、チームも7―4で勝利。これでナ・リーグ西地区首位のドジャースは24勝11敗と快進撃を続けており、貯金13で勝率6割7分6厘とMLB全30球団中トップの成績を誇っている。
そんな絶好調のチーム状況は地元ロサンゼルス市民の財布をも潤していると米メディア「KTLA」がユニークな視点で報じ、話題を呼んでいる。実はドジャースのホームゲームでは、試合内容に応じた多数のファストフード連動プロモーションが展開されており、勝利や盗塁、三振、得点数などに応じて、地元チェーンでの大幅割引や無料サービスが受けられるというのだ。
たとえば、ホームゲームでドジャースが6得点以上を記録すると「マクドナルド」ではナゲット6ピースが2ドル(約288円)以上の購入で無料になる。ドジャースの選手に盗塁が記録されれば、コンビニ「ampm」でホットドッグ&コーラが無料。さらに、ドジャース投手陣が7奪三振を記録すれば、米ファストフードの「ジャック・イン・ザ・ボックス」でハンバーガーが無料に―などと実に多彩なレパートリーがそろう。
極めつけは、ドジャースがホームで勝利した際に提供される中華料理を扱う米ファストフード「パンダ・エクスプレス」の「6ドル(約864円)特別プレート」だ。主菜2品にサイド2品が付く〝満腹メニュー〟とあって、ファンからは絶大な人気を誇っている。
同メディアによると、ドジャースは今季ここまでホームで15勝。6得点超えが11回、盗塁10試合、7奪三振は35試合中31試合と、プロモーション適用率は「異例の高さ」になっているという。中でも前記した店舗の全条件を満たした「フルコンボ達成」も実に4回発生しており、1日で最大11ドル(約1584円)相当、カロリーにして4000キロカロリー級の“夢のフードパーレイ〟も現実のものとなっている。
トランプ政権の関税政策によってインフレが再び加速することへの懸念もささやかれる中、LA市民は冗談交じりに「ショウヘイやフリーマンが食費を助けてくれる」と語り合うなど、スポーツと生活が密接にリンクしているという稀有な現象が広がっている様子だ。
次なる〝割引チャンス〟は、5月13日(同14日)から始まる本拠地でのアスレチックス戦。ドジャースの快進撃と大谷のバットが再び市民の食卓に笑顔を運んでくれるか。注目が集まっている。











