プロ5年目の右腕がNPB記録を塗りかえることはできなかった。

 試合前の時点で開幕から35イニング連続無失点の記録に到達していた巨人・山崎伊織投手(26)は7日の阪神戦(東京ドーム)に先発登板したものの2回に味方の失策が絡み、1失点。プロ野球記録の38回1/3には届かなかった。

 山崎は初回一死走者なしから中野に内野安打を許すも後続を断ちきり無失点。開幕からの連続無失点記録を36イニングに伸ばした。

 だが2点の援護をもらった直後の2回だった。先頭の大山に右前二塁打、続く小幡に四球を許すと一死一、二塁から二塁手・吉川の悪送球により一気に二塁走者が本塁へ。今季初の失点となった。これで開幕からの連続無失点記録が36回でストップし、1939年に高橋敏(阪急)がマークした38回1/3のプロ野球記録を86年ぶりに更新することはできなかった。

 試合前日には「今までゼロが続いていることよりも、目の前の1試合でなるべく最少失点でという思いが強い」と語っていた背番号19。この先猛虎打線の威力を止めることはできるのか。