巨人に激震だ。主砲で不動の4番打者・岡本和真内野手(28)が6日の阪神戦(東京ドーム)でまさかの負傷退場。「左肘筋損傷」と診断され、長期離脱する緊急事態に見舞われた。
悲劇は初回の一塁守備で起きた。無死一塁から中野が三塁方向へ送りバントをした際、打球を処理した三塁手・浦田の送球が本塁側にそれた。岡本は腕を伸ばして捕球したが、ボールを収めたミットと打者走者・中野が交錯。岡本の左ヒジの関節に反対方向へ負荷がかかり、あまりの痛さに悶絶した。
場内は騒然。トレーナーとともに岡本はベンチ裏に下がり、無念の交代を告げられた。主砲を失ったチームは1―7で大敗。阿部監督としても痛すぎるアクシデントで、試合後には「ちょっと長期離脱になりかねないという感じかな。たぶんダメだね」と肩を落とした。岡本は7日に出場選手登録を抹消され、故障班で治療とリハビリに専念する方針も固まった。
復帰までに1か月程度は要するとみられるが、岡本の不在は現在のチーム状況からしても痛すぎる。チーム関係者の一人がこう明かしていた矢先だったからだ。
「3番、4番っていうのは『主軸』と言われるところだが、現状だとウチの場合は特にそこ(3番と4番)の比重が大きい。だから、そこがなかなか機能しなくなると、打線全体が(点を取ることが)難しいなっていうのは正直なところ。何とかもう少しその2人(吉川と岡本)の負担を軽減できるように、前後を打つバッターが(状態を)上げていかないと。あまりにも2人に『おんぶにだっこ』じゃ、なかなか(難しいでしょうね…。あの2人のように…とは言わないけども、もう少し頑張らないと」
吉川、岡本の3、4番コンビはまさに得点源。吉川は打率3割2分で岡本も3割8厘と好調を維持し、まさに「2本柱」だった。ただ、2人に依存しすぎることには危機感もあった上に吉川だけではあまりにも心もとない。
悔しさを押し殺すように岡本は「1日でも早く戻れるように頑張ります」との言葉を残して球場を後にしたが…。G打線は機能するのか――。












