ブルージェイズの岡本和真内野手(30)は24日(日本時間25日)に敵地ボストンでのレッドソックス戦に「3番・三塁」で先発出場し、7回に10試合ぶりの一発となる23号を放ち、2018年にエンゼルスの大谷翔平投手(現ドジャース)がマークした日本選手1年目の最多本塁打記録を更新した。

 敵地がどよめいたのは0―4の7回一死一、二塁だった。3番手の右腕ワイサートの初球、ど真ん中の96・3マイル(約155キロ)のシンカーを捉えて振り上げた。角度29度、打球速度100・9マイル(約162・4キロ)で中堅上空に高々と上がるとフェンスを越えた。10試合ぶりの23号3ランは飛距離408フィート(約124・4メートル)だった。

 前半戦22本塁打、62打点とチームトップの成績を残しただけに後半戦は徹底マーク。試合前の時点で7試合、25打席安打がなかった。この日も先発の左腕サンドバルに対して、初回一死一塁は空振り三振、3回一死無走者は遊ゴロ。5回一死一塁で左越え二塁打を放ち、28打席ぶりの安打を放っていた。

 チームは残り58試合。大谷越えは通過点だ。30本塁打、右打者初の40本塁打は視野に入る。試合前の時点で47勝56敗でア・リーグ東地区首位のレイズと12・5ゲーム差で、ワイルドカード圏内まで6ゲーム差と厳しい状況。そんなチームに勢いを付けることができる一番手は岡本だ。ここからアーチ量産でチームを引き揚げる。