ドジャースは30日(日本時間1日)、本拠地ロサンゼルスでのマーリンズ戦に12―7で大勝。17安打の猛攻で圧倒したが、ナインが最も盛り上がりを見せたのはマックス・マンシー内野手(34)の今季1号だった。
両チーム無得点の2回二死走者なしの場面で第1打席を迎えたマンシーは、外角低めに沈むシンカーを捉えると、高々と舞い上がった打球は中堅フェンスを軽々と越えた。これが今季106打席目で放った待望の1号。もともと打率は低いものの、ドジャース在籍8年目で30発超えを4度マークした大砲に求められていた本塁打がついに飛び出した。
一塁ベースを回ると両手でパーンと手を叩いて感情をあらわにし、自軍ベンチ前で出迎えた〝ひまわり係〟のT・ヘルナンデスにはひと袋まとめて「種シャワー」を浴びた。試合後、マンシーは米メディアの取材に「LA(ロサンゼルス)でプレーすることは簡単なことではないが、それは特権であり、このプレッシャーの下でプレーできることは特権。でも、僕にとっても家族にとっても、簡単なことではなかった。この1か月は大変だった」と胸中を明かした。
不振が長引き、ファンからは目の前で怒声を浴びせられ、愛妻のケリーさんのSNSには「アンタの夫は太っていて、仕事もできない」といった中傷メッセージも寄せられた。そんな状況も「特権」と受け止めたが、4月最終日にぶっ放した一発を本人以上に喜んだのが同僚のフレディ・フリーマン内野手(35)だった。
マンシーの苦労を間近で見てきたとあって、フリーマンはベンチで両拳を突き上げて天を仰ぎ「彼は最初の1本を打つため、スイングを正しくするため、懸命に努力してきたんだ。ハードワークの末に結果を出すことで、マックスの門戸が開かれることを期待している」と喜びと今後の爆発に胸を躍らせた。
このままマンシーが勢いづけば、チームがさらに加速することは間違いない。













