米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が16日(日本時間17日)に放送され、元新日本プロレスのAEWコンチネンタル王者オカダ・カズチカ(37)が、〝ハングマン〟アダム・ペイジと再び不穏な緊張関係に陥った。

 昨年3月のAEW入りから、ユニット「ジ・エリート」に所属。昨年7月のチーム対抗戦「ブラッズ&ガッツ」ではジ・エリートのメンバーとしてペイジと共闘したが、8月の英メガイベント「ALL IN」で行われたガントレット戦では激しくやり合った。オカダはペイジとはウマが合わないようで、バックステージでにらみ合う場面もあった。

 この日は試合前にペイジがインタビューを受けているところで、盟友ヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)とともに姿を現した。ペイジはオーエン・ハート杯男子トーナメント準決勝の直前だったが、ヤングバックスはお構いなしで親しげに話しかけた。

 オーエン杯を制すれば、7月12日(同13日)のビッグイベント「ALL IN TEXAS」(テキサス州アーリントン)で、AEW世界王座(現王者はジョン・モクスリー)に挑戦できる。マシューとニコラスは「オーエン杯を全部勝って、世界タイトルをジ・エリートに持ち帰ってくれ」などとペイジに言って去っていた。

 ところが、オカダはその場に残り「おい、ハングマン。何でお前はいつも怒ってるんだ? 笑えよ」と、満面の笑みを浮かべ英語で言い放った。ペイジを小ばかにしているとしか見えない態度だが、ペイジは相手にせず立ち去った。

 これにオカダはペイジに向け「クソヤロー!」と十八番の〝Bワード〟をさく裂させる。侮辱されたペイジは猛烈な勢いで戻ってコンチネンタル王者に迫ったが、オカダは不敵な笑顔で「笑えって言ったんだよ~」と釈明。ペイジをなだめたものの、すぐに真顔に戻りペイジへの敵対感情をあわらにした。

 今年はコンチネンタル王座の防衛を重ねながら、新日本時代からの宿敵でインターナショナル王者のケニー・オメガと決戦ムードが高まっている。一方のペイジは、TNAから移籍してきたジョシュ・アレキサンダーを下して、カイル・フレッチャーとの準決勝に駒を進めた。2人の間に流れ続ける不穏な空気は、リング上の決着戦へと向かうのだろうか。