DeNAがなかなか波に乗りきれない。15日の巨人戦(東京ドーム)は0―1でロースコアのまま黒星。12日にヤクルトに勝利して連敗を4で止め、勝率5割復帰を果たしたものの〝天敵〟巨人に競り負けて、またも借金生活に逆戻りだ。
 
 先発マウンドに立ったアンドレ・ジャクソン投手(28)は責められない。前日14日に「みそ汁が最近のパワーの源」だと明かした助っ人は、6回7安打1失点。巨人打線に安打を許しながらも粘りの投球を見せた。

 悔やまれるのは3回、先頭の若林を四球で歩かせると、投手・井上にバントで二塁に送られ、甲斐には右前適時打を浴びて先制の1点を献上。さらに吉川にも右前に運ばれて一死満塁とされるも、ここから踏ん張り、後続の岡本和を遊飛、大城卓を一ゴロに打ち取った。

 ジャクソンはここから6回まで追加点を許さなかったが、味方打線が援護できない。相手先発・井上に散発6安打無得点に封じられ、三塁も踏ませてもらえなかった。

 試合後の三浦大輔監督(51)は「ジャクソンはよく試合をつくってくれた」とねぎらい、こうも続けた。

「絶好調だったわけじゃないと思いますけど、ランナーを出しながらも、そこからよく踏ん張りました。そこで、打線のもう1本が出なかった。初回、中盤とチャンスは作ったし、早めに1点取れればよかったんですが」

 一方、力投が報われなかったジャクソンはサバサバした表情。

「自分の仕事はチームが勝てるような状況を作ること。野球にはこういう試合もある。また、次、頑張りますよ」

 負けがついた先発の柱が明るかったことが、せめてもの救いか。