陸上女子800メートルで日本記録保持者の久保凛(東大阪大敬愛高3年)が〝大舞台〟への思いを明かした。

 昨年6月の日本選手権同種目で優勝を果たすと、同7月には日本女子初の2分切りとなる1分59秒93をマークし、19年ぶりに日本記録を更新した。今季は9月に東京で開催される世界選手権出場を目標に掲げており、1月の取材時には「絶対に出場するという気持ちを持って日々取り組んでいきたい」と語っていた。

 12日に行われた金栗記念選抜陸上中長距離大会(熊本・えがお健康スタジアム)の同種目では2分2秒58(速報値)で優勝したが、世界選手権の参加標準記録(1分59秒00)を突破することができなかった。レース後には「1周目はリラックスして入ることができたが、2周目のラスト100メートルで思うよう上げることができなかった」と唇をかんだ。

 それでも、頂点に立ったのは大きなプラス。「タイム的には悔しいけど、しっかり勝ち切るレースができたことはよかった。やっぱり1分59秒を切るのが今季の目標。ここから調子を上げていく必要があるかなと思っている」と振り返った上で「今年は東京で世界陸上が開催されるので、必ず1分59秒切って出場する」と力強く決意した。