巨人は5日の阪神戦(東京ドーム)に3―4で接戦を落とし、今季初めて連敗を喫した。

 虎打線の一発攻勢に泣いた。先発した赤星が初回に3番・佐藤輝から先制ソロ、1―1の3回には近本に勝ち越し2ランを被弾。結局、6回まで81球を投げたが、6安打3失点で降板し、今季初黒星(1勝)となった。さらに8回には3番手のケラーが佐藤輝にこの日、2本目となる4号ソロを浴びて突き放された。

 打線も相手先発の富田の前に初回こそ岡本の適時三塁打で1点を奪ったが、5回まで3安打1得点に抑え込まれた。6回以降も及川、石井、桐敷と阪神救援陣に苦戦し、9回に岡本が岩崎から左翼へ2号2ランを放ち、1点差に迫ったものの、あと一歩及ばなかった。

 試合後、阿部慎之助監督(46)は「なかなかチャンスができなかったね。やっぱり(阪神の)投手陣は盤石だし、いい投手が多い。なかなか点は取れないなと思って見ている」と素直に脱帽した。

 効果的に3発4得点した相手打線についても「いい集中力を出してくるよね。やっぱり『ここだ!』という時はね。そこは見習うところですよね」と虎打線を称賛しつつもG打線に奮起を促した。

 阪神との「伝統の一戦」に2連敗を喫し、今季初のカード負け越しが決定。それでも6日の3戦目での同一カード3連敗阻止に向け、指揮官は「とにかく連敗を止められるように切り替えて頑張ります」と前向きに話し、球場を後にした。