シーズン91敗からの再建を目指す西武が3日の楽天戦(楽天モバイル)に1-4の逆転負け。12球団で唯一白星なしの開幕4連敗を喫した。

 開幕4連敗スタートは12連敗(引き分け2試合挟む)した所沢移転元年、1979年以来46年ぶりの記録となった。

 4回二死一塁からドラフト2位ルーキー・渡部聖弥外野手(22)の右中間適時三塁打で先制。西武が先制したのは開幕4試合でこの日が初めてだった。

 5回にはその渡部聖が好守で大商大の1学年先輩の先発・上田を盛り立てる。一死一、二塁から相手1番・宗山の左前打にチャージした渡部聖はこれを捕球するとそのまま捕手・牧野へダイレクト送球。二走・伊藤の生還を阻止した。

 これに救われた先発・上田大河投手(23)は5回4安打無失点3奪三振の力投でブルペン陣にバトンをつないだ。

 しかし6回、2番手・羽田慎之介投手(21)がピリッとせず先頭・小郷に四球を与えると辰己、阿部、浅村、伊藤に長短4連打を浴び3失点で逆転を許してしまった。

 攻撃面でも渡部聖の適時打以降は見せ場なく8回の先頭打者で四球を選んだ外崎修汰内野手(32)が続く野村大樹内野手(24)がしぶとく食らいつき、中前に打球を落とすも走塁の判断ミスで二塁に到達できずフォースアウト。センターゴロを成立させてしまうなど、チグハグな攻撃で岸、鈴木翔、則本の投手リレーの前に散発3安打。開幕4連敗が決まった。

 先発・上田は「1イニングずつ全力で投げることを考えてマウンドに上がった結果、ゼロで抑えられた点は良かったと思います。本当はもっと少ない球数でイニング数を多く投げられれば良いのですが今日は四球も1つでしたし、変化球で粘られた点は精度を上げていけば楽になると思うので次回への課題になると思います」とこの日の5回無失点を振り返った。