広島は2日のヤクルト戦(神宮)で、延長10回に4―5で今季初のサヨナラ負けを喫した。
3点リードの8回から登板した4番手のハーンが乱調で、二死満塁から古賀に走者一掃の適時二塁打を浴びて同点に追いつかれて延長戦に突入。最後は6番手・塹江が一死一、二塁から丸山和に右前へ痛恨の一打を許した。中継ぎ陣の誤算に、新井貴浩監督(48)も「次の登板で頑張ってもらいたい」と肩を落として引き揚げた。
これで開幕4試合で1勝3敗と黒星先行となったが、シーズン序盤の踏ん張りどころは週末の試合に集中しそうだ。金曜日の開幕から交流戦までは10週。そのうち実に8週で広島は阪神かDeNAとの3連戦を控えている。すでに開幕カードで阪神とは対戦したが、球団関係者も「交流戦まで週末をどう戦うかは結構大事」と強調する。
昨季4位だったカープにとって王者の巨人をはじめ阪神(2位)、DeNA(3位)が上位に当たるという理由だけではない。自軍が開幕カードで森下、床田と先発3本柱のうちの2人を投入したように、各球団とも主戦投手を配置してくる。阪神では村上、DeNAは東など開幕投手を務めたエース級と繰り返し対戦することが確実視される。
さらに、昨季の対戦で3敗(1勝)を喫した阪神・大竹や2敗だった西勇ら、鯉打線が苦手とする投手を「どこかでウチに当ててくるはず」とスコアラーも頭を悩ませている。
もちろん、どこに勝っても1勝は1勝。昨季の対戦成績も阪神には12勝12敗1分け、DeNAに14勝11敗で互角以上の戦いを演じた。だが、両チームとも下馬評では広島よりも上位に位置づけられている。そんな中で〝偏重カード〟が続く週末をいかに乗り越えていくのか…。今季の行方を占う戦いが続きそうだ。












