昨年のワールドシリーズ(WS)王者・ドジャースの快進撃が止まらない。
3月18、19日のカブスとの開幕シリーズ(東京ドーム)に連勝し、27日(日本時間28日)の本拠地開幕以降もタイガースに3連勝。さらにブレーブスを迎えても白星は途切れず、1日(日本時間2日)はベッツの2ランで3―1の鮮やかな逆転勝ちを収めた。怒とうの勢いでついに連勝は「7」まで伸び、球団では1958年に本拠地をロサンゼルスに移転して以降の最高記録。前年のWS王者が開幕7連勝を飾ったのはほぼ1世紀前となる33年のヤンキース以来だ。
ただ、WS覇者の開幕ダッシュは〝不吉データ〟もはらんでいるという。米専門局「CBSスポーツ」は「5勝0敗以上でスタートしたチームのうち、ワールドシリーズに進出できたチームは皆無。つまり、ドジャースがどれだけ優秀に見えても栄光が保証されているわけではない」と伝えた。
優勝チームが翌年の開幕から5連勝以上を記録したケースは、今年のドジャースを含めて4例ある。現在、ドジャースが7連勝で並んでいる33年のヤンキースはア・リーグ2位で終了。33年に優勝したジャイアンツも34年は5連勝スタートを決めたが、ナ・リーグ2位でシーズンを終えた。さらに84年に頂点に立ったタイガースは翌85年に開幕6連勝を飾ったものの、ア・リーグ東地区でブルージェイズに15ゲーム差をつけられて3位に沈んでしまった。
前例通りであれば、ドジャースがWS連覇を果たせる可能性はゼロになってしまうが…。それでも過去がどうであれ、史上初の「50―50(54本塁打、59盗塁)」を達成するなど、MLBの常識を覆し続けてきた大谷翔平投手(30)ら巨大戦力を擁する。昨年の勢いそのままに2025年シーズンに突入した銀河系軍団は〝王者のジンクス〟も吹き飛ばせるのか。












