巨人・石川達也投手(26)が30日のヤクルト戦(東京ドーム)に先発し、5回89球を投げて3安打無失点と好投。うれしいプロ初勝利を挙げた。2回にはプロ初安打&初打点もマークし、投打の活躍でチームとして5年ぶりとなる開幕3連勝に貢献した。

 2回までは三者凡退に抑えるパーフェクトピッチング。3回一死から初の四球、二死一塁から赤羽に左前二塁打を許してピンチを招いたものの、西川を空振り三振に仕留め、無失点で切り抜ける。4、5回も走者を出しながら打ち取り、テンポ良く抑えた。

「投」だけではなく「打」でも魅せた。2回二死満塁から打席に立った石川は相手先発・高橋奎が5球目に投じた149キロの低め直球をとらえ左前適時打。この一打は、プロ初安打と初打点となった。

 試合後には「すごくうれしいですね。5年目でやっと初勝利できたので。後半、中継ぎ陣の力があってこそだと思うので、皆さんに感謝したいです」と喜びをあらわにすると「監督から『1、2の3でストレートいけ』って言われたので、振ったらいい感じでタイミング合ってたので。真っすぐ一つ張って、バットの先でしたけどレフト前に落ちてくれて良かったです」とプロ初安打の〝誕生秘話〟も明かした。

 阿部監督は「球数は要しましたけど、なんとか粘ってあそこまで行ってくれました」と評価。DeNAから戦力外となり、新加入した左腕にとって忘れられない一日となった。