〝ミスター女子プロレス〟ことLLPW―Xの神取忍(60)が28日、プロレスと若手起業家の異業種コラボイベント「スタートアップ×プロレス~戦う者たちの挑戦~」(ベルサール六本木)に参加し、過去の失敗談を暴露した。

 LLPWで同イベントに参加し第1部ではLLPWの新人・わかなのデビュー戦(対キャサリン)、水波綾&高瀬みゆき対NØRI&叶ミクの2試合を実施し観客を沸かせた。

 2部では若手起業家5名が自身の事業を紹介。3部では神取と井上貴子が若手起業家とトークセッションを行った。「1番痛かった失敗」というトークテーマを振られた神取は1995年7月に開催した女子初の総合格闘技イベント「L―1」を振り返った。

 当時同大会はLLPWの主催で行われ、決勝まで勝ち進んだ神取は女子柔道世界選手権銅メダリストのスベトラーナ・グンダレンコで激突。この試合で神取は人生初のギブアップ負けを喫し準優勝に終わった。「絶対に勝てる自信があったから、優勝賞金を300万くらいに設定して当時の社長だった風間ルミにも絶対大丈夫って言ってた。なのに人生で初めてギブアップで負けて優勝賞金を取られた。精神的にも肉体的にもやられて、借金を背負いこまれた」と明かし、会場を騒然とさせた。

 イベント後、取材に応じた神取は若手起業家との交流で多くの刺激を受けたと語り「若手の起業家さんとわかなを始めデビューしたばかりのレスラーは熱量とか一生懸命さみたいなものでリンクする部分が多い。今日はお互いいい刺激になったんじゃないかな。自分自身もこんな企業があるんだとか若い人が頑張っている姿に感銘を受けたよ」と笑顔を見せた。

 これまでも社会貢献を軸に異業種とコラボレーションを実現させてきたLLPW。今後について「プロレスとビジネスは通ずるモノがあるし、これからもこういうイベントには積極的に参加していきたい。今後も『え! こんなところとコラボするの?』みたいな新しいことをしていきたいし未知の世界を切り開いていきたいと思ってるよ」と目を輝かせた。