第97回選抜高校野球大会第10日(28日)の準決勝第1試合は健大高崎(群馬)が横浜(神奈川)に1―5で敗れ、春連覇はならなかった。先発の下重(3年)が6安打、2失点で降板し、4回途中から剛腕・石垣元気(3年)がマウンドに上がったが、5回に集中打を浴びるなど6安打、3失点と横浜打線につかまった。
石垣は「流れが悪かったのでマウンドに立って自分の投球をするつもりだった。少し調子はよくなかったと思う。油断をしてしまって…。横浜さんは守りが堅かったので上回っていたのかなと思う。まっすぐを張られて変化球で行った。失投をなくすということを意識してやっていきたい」とうなだれた。花巻東との準々決勝では選抜大会最速の155キロをマーク。プロ注目右腕として持ち味を発揮したが、大会前に左わき腹を負傷したことも影響した。先発した下重も「少しでも甘く入ると捉えられた。1番から9番まで隙のない打線だった。夏は完ぺきに勝てるようにしたい」と涙が止まらなかった。
青柳監督は「連覇を掲げてやってきたけど、簡単ではないということが分かったし、横浜高校さんとの力の差も十分思い知らされた。石垣はケガをして調整が遅れた分もあったが、できることは精いっぱいやった。経験が次に生きる。また夏に戻って来れるようにやります」とサバサバと再起を誓った。













