第97回選抜高校野球大会第8日(25日)第3試合で、春夏通じて甲子園初出場の浦和実(埼玉)が10年ぶり7度目出場の東海大札幌(北海道)に8―2で快勝し、堂々のベスト8進出を決めた。
中盤まで3―2と接戦だったが、終盤に打線が爆発した。8回に先頭の佐々木(3年)が右翼へ三塁打、山根(3年)が四球で出塁すると4番・三島が中堅へ適時三塁打を放ち、2点を追加。さらに一死三塁から工藤(3年)の左前適時打、深谷(3年)のセーフティースクイズ、田谷野(3年)の中前適時打と勢いは止まらず、この回は打者11人の猛攻で一挙5点をもぎ取り、突き放した。
投げては先発の駒木根(3年)が4回2失点にまとめると、5回からは滋賀学園との1回戦で完封勝利を飾ったエース左腕・石戸(3年)がマウンドに登場。5回3安打無失点に抑える好リリーフを見せた。球の出どころが分かりにくい変則左腕は、これで初戦から14イニング連続無失点とセンバツで躍動している。
辻川正彦監督(59)は「1回は校歌を歌って帰りたいと思っていたけど、選手たちの目標は2つ勝ってベスト8だったので本当によくやってくれた」とねぎらいつつ「埼玉県の代表として、そして関東の代表として、しっかりやらないとと思っていたので本当にうれしい」と喜んだ。
春夏通じて初出場校の8強入りは2016年の明石商(兵庫)以来、9年ぶり。26日の準々決勝は聖光学院(福島)に向け、指揮官は「ウチは全ての試合で全力を出します。次に聖光学院と試合することができるのはうれしい」と気を引き締めた。












