競泳女子で五輪3大会連続代表の池江璃花子(横浜ゴム)が〝意地〟を見せた。

 日本選手権(東京アクアティクスセンター)の50&100メートルバタフライで世界選手権代表に内定している池江は、23日の50メートル自由形に出場。午前の予選を全体トップで突破し、午後の決勝でも24秒91で優勝を飾った。しかし、世界選手権の派遣標準記録(24秒86)にはわずかに届かず「派遣にはこだわらず泳いだつもりではあったけど、やっぱりちょっと悔しい」と顔をしかめた。

 ただ「ウォーミングアップの時も緊張が止まらなった。水着に着替える時も震えていた。すごく緊張している時って、水着を着る時に足がすごく震える。あまり50で緊張しすぎちゃうと、タイムに結構影響が出ちゃったりする」と不安要素を抱えながらも、頂点の座を勝ち取った。「やっぱり日本一は譲れない。間違いなく自分は優勝すると思っていたし、絶対にしたかった」と力強く語った。

 今大会は50メートルバタフライとの2冠を達成。「すごく楽しいなと思える選手権だった。この楽しさを世界選手権につなげられたら」と一定の手応えを得た4日間となった。