大舞台で堂々と大役を果たした。MLB日本開幕シリーズが18日、東京ドームで幕を明けた。カブスの開幕投手を務めた今永昇太投手(31)が、昨年ワールドチャンピオンに輝いたドジャースを相手に4回無安打無失点の好投。4四球を出すも、大事なオープニングゲームで強力打線に得点を与えなかった。
ハイライトは何と言っても初回の先頭。昨季のナショナル・リーグMVPの大谷翔平投手(30)を打席に迎え、記念すべき2025年メジャー第1球を投じた。148キロの真っすぐでストライク。2球目のスライダーは外れ、3球目の149キロ真っすぐで二ゴロに打ち取った。3回一死で巡ってきた2度目の対戦では、カウント2―2からの5球目スライダーを大谷が強振して痛烈な当たりを許したが、打球は二塁正面。東京ドームは歓声ののち、ため息に包まれた。今永が「世界一の選手であることは間違いない」と認めるメジャー最強スラッガー・大谷を2打数無安打に封じ、主役を奪う活躍を見せた。
メジャー挑戦1年目の昨季、15勝(3敗)を挙げて防御率2・91の好成績を残し、サイ・ヤング賞投票では堂々の5位に入った左腕。開幕戦でドジャース・山本との投げ合いを前に「歴史的な試合になる。その場に立てることが光栄」と語っていた31歳が、高ぶる思いを抑えて貫禄を示した。4回を投げ終えた時点で69球。ベンチに戻るとカウンセル監督から笑顔で出迎えられた。今永は責任投球回の5回に達しなかったためか、何度も首を振りながら不満そうな表情を浮かべたが、世界一軍団に1本の安打も許さない見事なパフォーマンスだった。












