早くも「HIROTO SAIKI」を〝青田買い〟する動きが出始めている。といっても、これはトレーディングカード業界での話だ。
阪神・才木浩人投手(26)が16日のドジャース戦(東京ドーム)に先発し、5回1安打7奪三振、無失点の好投。大谷翔平投手(30)から三振を奪うなど、昨季の世界一球団を相手に存在感を存分に発揮した。
ドジャースのロバーツ監督がその投球を「メジャー級」と称賛すれば、現地メディアやXでも才木の将来性を高く評価する言葉であふれ返った。ただ、これまでの米国内で「HIROTO SAIKI」はほぼ無名。そんな状況下だったのだが、世界に配信された快投を目撃するやいなや、早くもカード愛好家、業界関係者の間において、日本で発行済みの才木のルーキーカードやプレミアムカードを買い占めようという動きが出始めているという。
大阪市内でスポーツカード、メモラビリアショップの老舗として知られる「カード ダイナスティ」の青木義博代表は「今回の才木選手の活躍によって米国内の業者や、日本のファンの方が動き始める可能性はあるでしょうね。過去には(ドジャースの)佐々木朗希選手のロッテ時代のカードが数百円から80ドル(約1万2000円)ほどで取引された前例もありますから」と打ち明ける。
試しに海外サイトなどで調査をしてみると、才木のベースボールカードにすでに100ドル(約1万4800円)ほどの値が付けられたものもあった。だが「それは相場を知らないアメリカの業者が、売れればラッキーくらいの感覚でネット上に出品しているだけ」(前出の青木氏)ということ。ただ「今季、才木投手が結果を残して来年のWBCで代表に選出され活躍するようなことがあれば、相場は本格的に変わってくるでしょう」との見立ても示された。
気の早いファンは才木のカードを求めて全国のカードショップを渡り歩くのか。はたまたネットサーフィンにいそしむのか。阪神がカブス、ドジャースに連勝し「阪神世界一」というワードが飛び交う中でも「まだ開幕してないので」と冷静だった才木。さて、「SAIKI」の成績とカードの相場がどう推移するのか目が離せそうもない。











