新日本プロレス17日郡山大会「NEW JAPAN CUP(NJC)」準決勝で、海野翔太(27)が鷹木信悟(42)を撃破し決勝戦(20日、長岡)に進出した。

 決勝のイスをかけた両者の一戦は、互いに譲らない一進一退の攻防が続いた。鷹木のMADE IN JAPANを浴びた海野はタカギドライバー98でマットに突き刺される。さらには強烈なパンピングボンバーを決められるが、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンは許さない。

 ドロップキックで反撃に転じた海野は、Secоnd Chapter(変型フィッシャーマンズバスター)を阻止されると変型ドライバーで再び窮地に陥る。それでも互いに十分な助走をつけてのラリアートの相打ちに打ち勝つと、強烈なラリアートで形勢逆転に成功する。最後はランニングニーアタックからSecоnd Chapterをさく裂させて3カウントを奪った。

 大ブーイングにさらされた1月4日東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.に敗れ、2月大阪大会ではグレート―O―カーンにも敗北。屈辱にまみれた海野は自らバリカンで頭を刈り上げると、NJCからは入場、コスチューム、必殺技すべてを一新して生まれ変わった。

試合後、デビッド・フィンレー(右)とにらみ合う海野
試合後、デビッド・フィンレー(右)とにらみ合う海野

 決勝戦では「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」リーダーのデビッド・フィンレーと激突する。一度は無言で退場したものの、試合後のリング上を占拠したフィンレーと外道から「小僧、オメエが何に悩んでようが知ったこっちゃねえだよ。どんだけ腹が据わってんのか聞いてやるから戻ってこい」と挑発を受け再びリングイン。今シリーズ一度も言葉を発してこなかった男はマイクを握ると「必ずお前をぶっ倒してやる」と沈黙を破って宣戦布告した。

 再起をかけたNJCでついに初優勝に王手。新生・海野が早々に完全復活を果たすのか、注目だ。